ペルーのアルパカ衣料輸出先 日本は5位

ペルー輸出業協会(ADEX)は9日、アルパカ繊維から作られた衣料品の今年1月~7月期における輸出額を1050万ドル(前年同期比2.5%減)と報告。

アルパカ繊維には様々な色があり、強く柔軟性に富み、肌触りが良く保温性や耐久性にも優れている。輸出先上位3か国は米国(37.4%)、ドイツ(13.8%)、フランス。

4位以降のチリ、日本、英国、カナダ、オーストラリア、スイス、イタリア、スペイン、ベルギー、アイルランドを始め、アルパカ衣料は世界45か国に輸出されている。製品の種類は、セーター、コート、ジャケット、ケープ、靴下、手袋、ベスト、乳児用衣類など。

アルパカはペルー、ボリビア、チリ、エクアドル、アルゼンチンのアンデス高地の他、米国やオランダ、オーストラリア、ニュージーランドにも生息。ペルーでは主にプーノ、アヤクチョ、アレキパ、クスコ、ワンカベリカで飼育されている。

(ソース: Andina 09/10/16)