オロヤの鉱山

ペルーの2月GDP6.04%成長

国立情報統計庁(INEI)は15日、今年2月期の経済成長率を6.04%と発表した。1月~2月期の成長率は4.72%で、79か月連続のプラス成長となる。

小売り販売(3.84%増)、クレジットカード消費(22.99%増)、非耐久消費財輸入の増加などに反映された好調な家計消費に加え、政府支出増(12.81%増)、外需の回復(0.4%増)、伝統的産品(農業、漁業、鉱業など5.5%増)などが貢献と分析。

閏月も作用し、鉱業・炭化水素(石油・ガス)、建設、運輸、通信、商業各セクターを併せ65%の亢進。一方、製造業と漁業は後退した。

農業セクターは養鶏(3.3%増)、鶏卵(3.2%増)、乳業(1.5%増)、養豚(1.4%)など牧畜(2.36%増)部門が好調となり0.08%の伸張。農業部門はマンゴー(66.9%減)、さとうきび(13.2%減)、アスパラガス(7.0%減)、バナナ(0.1%減)の収穫不調で1.75%の下落、トウモロコシ(5.0%増)、コーヒー豆(12.9%増)、米(28.9%)は増加した。

アンチョビ第二漁期(11月~1月)が終了し、漁業セクターは18.94%の下落。冷凍食品(44.5%減)など食用魚介製品(22.96%減)の漁獲が減少、保存用(91.4%増)や鮮魚(1.1%増)は増加。

アンカシュ州アンタミナ銅山の銅増産(82.90%増)が牽引役となり、鉱業・炭化水素セクターは23.64%の亢進。国内主要鉱山では銅(73.7%増)、銀(24.2%増)、金(13.3%増)、モリブデン(6.3%増)、鉛(4.4%増)の産出が捗り、金属鉱業部門は33.67%の増加。一方、鉄(3.5%減)、亜鉛(5.4%減)、錫(8.4%減)、液化石油ガス(15.1%減)、天然ガス(10.9%減)、原油(13.2%減)は減産となった。

消費財(3.22%減)、資本財(15.41%減)の不調から非一次製造業部門(1.31%減)が足枷となり製造業は0.73%の下落、貴金属・非鉄金属(9.9%増)、石油製品(3.2%増)、砂糖の伸張で一次製造業は1.33%増加しこれを若干相殺した。

建設セクターでは鉱業プロジェクトやショッピングセンター、集合住宅などへの民間投資が回復し5.37%増と13か月ぶりに好調、地方政府(7.6%増)と自治体(60.9%)レベルの事業進捗による公共投資もこれに貢献。しかし、中央政府(15.2%減)レベルでは減少した。

配送・倉庫(9.3%増)および運輸(2.55%増)部門の牽引で、運輸・倉庫セクターは4.57%の増加。通信セクターは通信(7.21%増)部門とその他サービス(7.16%増)により7.20%亢進。

旅行代理店やツアーオペレーター、コールセンター、ビル清掃、建機レンタル、建築・法律・財務コンサルタント、企業アドバイザーやマーケットリサーチなどの企業サービスセクターは3.39%の上昇となった。

(ソース: INEI)

この記事は1年以上前(2016年4月16日)に投稿されたものです。
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