クスコのピサック遺跡 落石で一時閉鎖

クスコ地方文化局(DDCC)は、観光客の安全確保のため同州のピサック遺跡をしばらくの間閉鎖すると発表した。

ピサック遺跡では12日、落石による観光客の死亡事故が発生。これを受けDDCC責任者のマラビ・ベガ・センテーノと防災庁の複数専門家が翌日13日に遺跡を査察、閉鎖措置が決定された。

文化局の専門家が現在、9063ヘクタールに及ぶ同遺跡内のモニタリングおよび評価と併せ、落石の除去や危険個所の補強作業を実施している。

ベガ氏は、観光客の減少による地元への影響を考慮し、安全な遺跡見学の再開に向け、速やかに関係各所と調整し必要な措置を講じると述べた。

(ソース: Andina 15/02/16)