対ペルー外国直接投資 第4四半期92%減

中銀(BCR)は、2015年度第4四半期におけるペルーへの外国直接投資を前年同期比92.31%減の1億9300万ドルと発表した。年間(2015年度)では2009年度以来最も低い68億6100万ドルで、前年から13%減少し、4年連続の落ち込みとなる。

国内外資系企業の年間利益も5年連続で減退し昨年は計52億2500万ドルに。第4四半期は前年同期比16.3%減の13億9600万ドル、本社や親会社への送金額が14億ドル以上に膨れたことから同期間の利益再投資も6億2100万ドルに減少した。

主に国際金属価格の下落を受けた鉱業セクターの利益低下や、内需低迷による他セクターへのダメージが影響と分析。一方、ペルー企業による対外投資の落ち込みは第4四半期に緩和、年間では前年比1億2700万ドル減にとどまった。

(ソース: Gestión 23/02/16)