スーパー売上伸張過去9か月最低に

ペルーの景気低迷は生産活動全般に影響、他セクターに比べ好調な小売部門でも消費が伸びず徐々に売上が後退している。

スーパーマーケット市場も例外ではなく、今年第3四半期の売上はわずか4.3%の増加に留まり、伸び率は2014年第1四半期以来最低に。公共投資(3.7%減)、民間投資(7.8%減)の減退も雇用や民間消費に影響を及ぼした。

民間消費は第3四半期で3.4%増えたものの、2009年第2四半期(2.8%)以来の低い伸張に。Scotiabankの経済アナリストは、消費ムードに左右されがちなデパートや、建設業と関連の深いホームセンターとは異なり、スーパーは生活必需品の食料品を取り扱うため他よりもダメージが少ないと説明。

リマ商工会議所(CCL)は、2015年度の小売業伸張を過去6年で最低の3.9%増と予測。民間消費は3.7%増、内需は昨年同様2.2%増と見込んでいる。

2014年第1四半期~2015年第3四半期における民間消費指標(単位: 年率%)は次のとおり。

2014 2015
1/4 2/4 3/4 4/4 1/4 2/4 3/4
小売業GDP 5.6 5.6 5.0 4.0 4.3 2.4 3.1
スーパー売上(S/.) 9.3 9.4 9.1 9.9 8.0 5.3 4.3
乗用車販売(台数) -3.8 -7.6 -2.0 8.6 0.9 -6.2 -2.8
耐久消費税輸入 -2.7 -3.2 -7.6 0.8 0.4 -11.8 -1.0
非耐久消費財輸入(食品除く) 11.2 2.1 -3.1 0.8 2.3 -6.9 2.0
鶏肉売上 10.0 14.7 14.1 7.9 4.2 -2.6 6.7
非一次製造業売上 -0.2 -2.8 -3.8 -1.2 -2.2 1.1 1.9
民間経済活動人口(リマ首都圏) 1.9 0.3 0.2 0.9 0.4 1.2 1.9
消費者金融貸出残高(S/.) 8.5 8.6 8.7 8.2 8.8 9.8 14.3

(ソース: Gestión 24/11/15)

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