ペルーの子ども 10年後には33万4950人減少

国立情報統計庁(INEI)は、11月20日の世界子供の日に合わせ国内の子どもに関する統計を公表した。

今年6月末時点における12歳未満の子どもの数は695万2948人で、うち男の子が340万7675人、女の子は354万5273人。2025年には661万7998人(男337万7513人・女324万485人)に減少すると予測されている。

地域別では、リマ(190万9687人)、ピウラ(44万6897人)、ラ・リベルタ(41万6081人)、カハマルカ(37万9010人)、フニン(33万9179人)、クスコ(30万5208人)の順に子どもの数が多い。

一方、マードレ・デ・ディオス(3万1737人)、モケグア(3万2927人)、トゥンベス(4万9089人)、タクナ(6万9420人)、パスコ(7万6561人)などは全国でも12歳未満の子どもが少ない地域。

また、今年7月~9月期における幼児(3歳から5歳)の幼稚園就学率は80.0%(男79.1%・女81.0%)。地域別ではリマが最も多く、83.5%(男84.3%・女82.8%)が就学。

6歳から11歳の児童では、全国で91.5%(男91.8%・女91.2%)が小学校(初等教育)に通っている。地域別では、リマ(首都圏除く)が90.8%、地方では92.4%。

さらに、リマ首都圏の6~11歳の児童の半数を超える57.6%がインターネットを利用。同率は首都圏を除くリマで32.0%、地方都市では4.7%。アクセス場所は45.3%が家庭から、39.7%がネットカフェ、16.4%が学校の施設を利用。

主なネットの使い道(複数回答)は、78.4%が情報収集、74.7%がビデオゲームや映画、音楽などの娯楽、38.4%はコミュニケーションツール(メールやチャット)と回答。

(ソース: INEI 20/11/15)