冷凍輸入ポテト 鶏レストランでジャガイモを凌駕

ペルーへの加工済冷凍フレンチフライ輸入額は4年間で790万ドル(2010年)から2270万ドル(2014年)に増加した(Agrodata Perú調べ)。

冷凍輸入ポテトの売上伸張は、販売店舗への保存用什器無料提供サービスや、調理時間の短さに関連しているとAgrodataは分析。

また、2011年から冷凍ポテトを扱い始めた食品大手Alicorp社が、昨年970万ドル分を輸入し国内トップに。Agrodataは同社の参入も輸入増加に貢献とした。二位はDelosi社(360万ドル)、以下Oregon Food(208万ドル)、MRC Excel(140万ドル)が続く。

鶏の炭火焼(ポヨ・ア・ラ・ブラッサ)レストランで付け合わせとしてサーブされるフライドポテトの供給において、少なくともリマ首都圏では冷凍輸入ポテトが生のジャガイモを凌駕したと見られている。

主な輸入元はオランダで、昨年の輸入額は1000万ドル以上。今年7月時点の輸入実績は1300万ドルを超え、輸入量は合計1万6000トンに達している。

(ソース: エル・コメルシオ 13/08/15)