6月期の輸出額2.2%増 15か月ぶりの上昇

国立情報統計庁(INEI)の発表によると、2015年6月期の輸出額は前年同期比で2.2%増加した。同数値が上昇に転じたのは15か月ぶりとなる。

同月の主な輸出先は中国(21.2%)、米国(16.3%)、スイス(5.3%)、スペイン(5.0%)、カナダ(4.5%)など。今年上半期の輸出額は前年同期比で7.2%減少、貿易額は名目で2300万ドルの黒字を達成したが、実質では9億9400万ドルの赤字となった。

6月期の伝統的産品輸出は鉱業と漁業セクターが伸び前年同月比11.7%の増加。主に銅(39.7%)、金(3.4%)、亜鉛(19.6%)、鉛(9.7%)、錫(14.3%)、魚粉(65.1%)、天然ガスが伸張し、原油(-52.9%)、魚油(-29.3%)、石油製品(-25.5%)、鉄(-14.6%)、コーヒー豆(-11.0%)は減少した。

非伝統的産品の輸出では、非金属(5.3%)と鉄鋼(1.9%)が健闘したものの、繊維(-23.5%)、化学(-18.7%)、漁業(-7.0%)、金属機械(-5.7%)、農牧(-3.9%)各セクターが奮わず全体で8.1%落ち込んだ。

6月期の一次産品および半製品の輸入は6.8%、消費財購入は0.7%増加。資本財購入と建設資材は11.1%下落した。実質輸入額での主な輸入元は中国(26.1%)、米国(18.1%)、メキシコ(6.0%)、ブラジル(4.6%)、韓国(3.2%)など。上半期の輸入額は資本財購入と建設資材(-10.1%)、消費財(-3.3%)の影響で前年同期比5.3%の減少。

また、6月期輸出はFOB価格で7.18%、輸入はCIF価格で5.33%、それぞれ前年同月と比較し下落した。伝統的産品輸出では、原油(-43.2%)、無鉛ガソリン(-33.7%)、モリブデン(-31.2%)、鉄(-23.2%)、銀(-18.0%)、銅(-14.4%)が下落。非伝統的産品では、キヌア(-27.9%)、冷凍エビ(-14.8%)、綿シャツ(-14.0%)が落ち込んだ。輸出価格が上昇したのはアスパラガス(9.3%)、ポリプロピレンプレート(7.2%)、マンダリンオレンジ(5.5%)。

輸入では、原油(-46.2%)、小麦(-26.3%)、大豆油(-21.0%)、黄色トウモロコシ(-16.5%)のような一次産品や半製品価格の下落が輸入価格の減少に影響した一方で、複合機器(10.7%)、トラクターヘッド(10.3%)、ポリプロピレン樹脂(6.5%)の価格は上昇した。

(ソース: INEI 10/08/15)

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