ペルー:ペルー南部ティア・マリア鉱山開発計画に対する抗議活動に伴う注意喚起(その2)

情報種別:渡航情報(スポット情報)
本情報は2015年05月28日現在有効です

1 ペルー南部のアレキパ州イスライ郡において、ティア・マリア鉱山開発計画に反対する住民らによる抗議活動が3月24日以降、過激化していることを受け、政府は、5月8日付の官報にて、ティア・マリア鉱山開発計画への抗議活動に対応する国家警察の後方支援を目的として、5月9日から6月7日まで同地に軍隊を派遣して治安維持活動を支援する大統領決議を公告しました。

2 しかし、その後も抗議活動は収束せず、5月22日には、再び抗議活動者と治安部隊による衝突で1人の死者が発生するなど、こうした事態を踏まえ、政府は、同22日付の官報にて、アレキパ州イスライ郡に対し、60日間の非常事態宣言を発表しました。これまでの一連の衝突で民間人を含む4人の死亡、少なくとも300人以上の負傷者が発生しています。

3 なお、政府は、本件抗議活動発生後、関係閣僚等を現地に派遣し、抗議活動のリーダーと事態の解決に向けた対話姿勢を示している他、5月15日、鉱山開発事業主側も、開発計画に関する社会的合意達成のため、同計画の一時停止(60日間)を公表しましたが、抗議活動者側は本件計画の完全撤退を求める姿勢を変えておらず、今後、抗議活動が沈静化するかどうかは不透明となっています。
また、5月27~28日には、アレキパ州以外の8州(アプリマック州、モケグア州、タクナ州、プノ州、クスコ州、フニン州、カハマルカ州、アヤクチョ州)でも本件抗議活動に連帯する一部勢力が、48時間のストライキを行う旨の報道もありますので、こうした波及の動きにも注意が必要です。

4 つきましては、今後、同地域への渡航・滞在を予定されている方、又は既に滞在中の方は、上記情勢に留意の上、不測の事態に巻き込まれることのないよう、報道等で最新情報の入手に努めてください。また、本件に限らずデモや集会等に遭遇した場合は速やかにその場から離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。
なお、ペルーにおいては、別途「危険情報」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=261#ad-image-0 )が発出されていますので、同内容についてもご留意ください。

出典:外務省 海外安全ホームページ (http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C135)

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
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