マチュピチュへの観光客 道路封鎖で足止め

クスコ州ウルバンバの住民によるクスコとオリャンタイタンボ間の48時間におよぶ道路封鎖で、マチュピチュへと向かう国内外の観光客が足止めされている。住民は「インカの聖なる谷」へ向かう道路数ヶ所を石や丸太、盛り土で封鎖、マチュピチュ行きの鉄道も同じ目に遭った。

居合わせた観光客は目的地まで徒歩による数Kmの移動を余儀なくされた。うち何人かは、オリャンタイタンボ駅からマチュピチュ村行きの列車に乗るため、道路や歩道を塞ぐ大量の石を仕方なく自らの手で取り除いているように見えた。

この抗議行動は、マチュピチュ遺跡と麓のマチュピチュ村(旧アグアス・カリエンテス)を結ぶ乗合バスを運行しているConsettur社に対するもの。遺跡入口へと向かう同ルートのバス営業権は、期限25年間のコンセッション契約下でConsettur社が握っている。

住民側の調整役アラン・ロアイサ氏は、「この抗議行動はConsettur社の(営業権)独占に反対するもの。同社はこの8km区間のバス料金を19ドルから25ドルに値上げし、観光客を虐げている」と断言。

またウルバンバ郡の議会に対し、現在マチュピチュ村管轄の同ルート運営を同郡の管轄にする条例の制定を要請した。住民側もConsettur社による書類改竄の疑いがあるとし、同社のコンセッション契約を見直すよう求めている。

国家警察のウルバンバ郡指揮官は、抗議行動期間中には(マチュピチュへの)観光客輸送を見合わせるよう勧告したが、旅行代理店側がこれを無視したのではないかと嘆いた。

(ソース: La República 15/05/15)

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