ペルーで最も危険な街トゥンベス、でも。

ペルー最北端の街Tumbes(トゥンベス)に行ってきた。トゥンベスと言えばマングローブの森とエクアドルとの国境、そして犯罪。そう、トゥンベスは残念ながら殺人事件多発エリアなのだ。

こちらの記事によると、2011年から13年の間の10万人あたりの殺人発生率はバランカ36.2人、トルヒーヨ25人、トゥンベス24.8人。堂々の3位である。ペルー平均は6.6人で、中南米の中では低い数字なんだけどね。ホンデュラスは90.4人、ベネズエラは53.7人、ベリーズは44.7人。あ、日本は0.4とか0.5くらいです。あはは、安全~!

なのでもちろん緊張してはいたけれど、実際に行ってみた感想は「なんて楽しいんだー!」。海の幸は新鮮で美味しいし、ビーチはきれいだし、人はみんな親切だったし。殺人事件といっても多くが金の貸し借りだったり麻薬がらみだったり、観光客には関係ない話。もちろんスリや強盗はいっぱいいるみたいだけど、そんなのペルーじゃどこでも当たり前。

多くのバックパッカーが「危険だから」とトゥンベスを忌み嫌い、なるべく早く抜けようとする。その気持ちは分かるけど、いいところも見てほしい!という訳で、またお仕事記事と並行して、トゥンベスの様子をご紹介していこうと思います。

★トップの写真はマングローブの種と、アンデス文明好きには堪らない(はずの)スポンディルス貝。早く芽がでないかな~。楽しみ♪