ペルー政府 マカの密輸監視強化

ペルー通商観光省のマガリー・シルバ大臣は、ペルー産マカの中国向け密輸阻止のため国境や港湾における監視を強化すると発表した。

農業灌漑省のフアン・マヌエル・ベニテス大臣もまた、中国のバイヤーが未加工のマカ購入に際し同価格を通常の4倍まで吊り上げている事実を明らかにし、闇取引を避け適正市場価格で生産者との売買を行うよう勧告した。

ベニテス大臣によると、中国には千ヘクタールに満たない規模のマカ農場が存在し(ペルーは5千ヘクタール)、より良い品質のマカを中国で生産するため、クオリティの高いペルー産マカを未加工の状態で持ち出したがるのだという。

一方、在秘中国大使館は中国税関への関連情報通達を約束、マカ輸出の指導・監視強化に向けペルーの関係部署と連携し、密輸防止に協力したいと公言した。

(ソース: LaRepublica.pe)