ペルーのケータイ 2年後には80%がスマホに

スマートフォンペルーでは総人口の3分の1を超えるおよそ1,030万人がインターネットを利用しており、うち500万人近くが地方都市のネットワークから接続しているとITコンサルタント企業の創立者兼社長のハビエル・アルバラシン氏は語る。

ネット利用者を社会階層別に見ると、富裕層に分類されるA~B層の利用者230万人に対し、中間層以下のC~E層は770万人。同氏はまた、今後二年間でスマートフォンの利用者が増加し、携帯電話市場の80%がスマホで占められるだろうと予測している。

ペルー社会におけるスマホの爆発的増加はビジネスシーンや日常生活に変化をもたらし、携帯電話利用者は遅かれ早かれスマホに頼らざるを得なくなるだろうと同氏は言い切る。

一方、在米ペルー大使館によると、2013年度にリリースされたペルー製のスマホ用アプリケーションは300種。ペルー製アプリ数はこの先数年で5倍には増えて欲しいとアルバラシン氏は述べ、若手エンジニアへの投資に加え、ペルーのIT業界にもガストン・アクリオ(註: ペルーグルメ界を牽引するカリスマシェフ)のような人物が必要だと強調した。

(ソース: エル・コメルシオ)