日本の酒、ペルーの酒

就職したての頃、日本酒にハマりました。枡に重ねたグラスに酒が注がれる時は必ず「もうちょっとぉ~♪」とおねだりしていたもんです。20代なら可愛いしぐさも、40代だとあからさまに嫌な顔をされるんでしょうねぇ。まあ、今だったらおねだりなどまどろっこしいことはせず、スタッフの腕を掴んで強制的に注がせる可能性のほうが大ですが。ははは。

上善如水。たぶん20年ぶりに頂きます。
ふふっ 楽しみ、楽しみ。ありがとうございました!

ところで、昨日はEl Día de la Algarrobina(アルガロビーナの日)だったそうな。アルガロビーナとは、マメ科のアルガロボ(木)に実った果実(10数センチに伸びたごついえんどう豆のようなもの)を鞘ごと茹で、その汁をぐつぐつと煮詰めたもの。

ビタミンやプロテインを多く含むこのアルガロビーナは、ノルテ、特にチクラヨやピウラの人々にとって無くてはならない故郷の味だ。ピウラっ子である我がアパートの門番君にあげたら、本当に嬉しそうだった。(チクラヨで買ったものだったけど・・・それはナイショ)

ただ、独特の苦みがあるため料理に使いにくいのが難点。「ヨーグルトにかけてもいいよ」って言われたけど、絶対合わないし!誰かカクテルとお菓子以外のいい利用法を知っていたら、ぜひ教えてください。

ピスコ

★当地のウェブ新聞に掲載されていたアルガロビーナのカクテルのレシピをご紹介★

Coctél de Algarrobina

  • 6 oz pisco puro de quebranta
    (ケブランタ種のピスコ・プロ6 oz)
  • 3 oz algarrobina
    (アルガロビーナ3 oz)
  • 2 oz jarabe de goma
    (ガムシロップ2 oz)
  • 8 oz leche evaporada
    (エバミルク8 oz)
  • 2 huevos
    (卵2/卵黄だけってレシピも多いです)
  • 16 cubos de hielo
    (氷16かけ)
  • canela en polvo
    (粉シナモン)

シナモン以外をミキサーで混ぜ合わせ、最後にシナモンを振って出来上がり♪甘いけど美味しいカクテルです。カルーア・ミルク好きの方なら、ハマること必至!!