冷えたビールと激辛ロコト・レジェーノ

rocoto_01.JPG頂き物のメキシコ産ビール3種。これはじっくり飲み比べなければってことで、料理を何にするか検討(←飲み物優先が我が家的)。冷えたビールに何かぴりっと辛いものを・・・でもニンニク臭いのは嫌だからチゲ類はなし。ご飯いっぱいだとお腹が膨れちゃうのでカレーもパス。そして選んだのが「Rocoto Relleno(ロコト・レジェーノ)」。ペルーとメヒコのコラボレーションなり~♪

ロコトはペルーを中心とする南米原産のトウガラシの一種。形はパプリカに似ているけれど、その辛さは半端ない!日本語wikiでは50,000~250,000スコヴィル、西語wikiでは100,000~200,000スコヴィルだそう。でもって、この”スコヴィル値”はトウガラシの辛さを量る単位だそうだが、ハラペーニョで2500~8000スコヴィルらしいので、その辛さがいかほどか想像できよう。

まずはロコトの下処理から。ヘタを切って種を取り出し、お酢と塩を入れたお湯で下茹でする。こうしてロコトの辛みを和らげるのだが、この加減が難しい。

個体差の激しいロコトの辛み。茹ですぎても美味しくないし、茹で足りないと地獄を見る。しかし辛すぎて味見もできないので、適当に茹でるしかないのだ。

詰める肉は、ひき肉より絶対固まり肉を自分でカットしたほうが美味しい。ゆで卵やレーズンを入れる場合が多いけど、今回はフレッシュチーズとキヌアを入れてみた。

付け合わせはなんちゃってPastel de Papa(薄切りジャガイモの重ね焼き)。粉チーズ入りの卵液を上からかけて、オーブンでしばし焼く。

rocoto_02.JPGじゃじゃ~ん!ロコト・レジェーノ完成!おぉ、程よく辛みが抜けて、かといって抜けすぎもせず、こりゃ素晴らしい茹で加減だわ。ペルー産トウガラシの特徴は、なんと言ってもそのフルーティーな辛さにある。激辛なのに甘味もあるし。日本の鷹の爪は敵を一刀両断する剣士的な鋭さがあるけど、ペルー産トウガラシはラテン的な優しさというか、「なんか適当にオイシイとこ取りしたでしょ」みたいな曖昧さというか、そういう違いがあるように思う。もちろん、どちらも大好き。

程よい辛さにビールも進み、1人満足してた私。でもふと横を見ると、だんなが汗だくになりながら例のなんちゃらスコヴィルと戦闘中だった。どうやらだんなのロコトは、すっごく元気だったらしい。ぎゃ~ん、ごめ~ん!

「同じように下処理しても、当たり外れが激しいのがロコトなのよね~」なんて言っても後の祭り。一口貰ったが、そりゃもう翌日のお尻の心配をしたくらい辛かった。悪いね、だんな。

それにしても、冷えたビールとロコト・レジェーノの相性はばっちり。素敵なお土産、ありがとね~!黄色い缶のは爽やかさっぱり系、青い缶のはもう少しコクがありました。黒ビールLeonまでは辿り着かなかったので、いつかの食前酒にしよう。うむ、満足、満足。私だけがすっきり爽やかな気分で終わった、ある日の晩御飯でした。

この記事は1年以上前(2013年11月18日)に投稿されたものです。
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