空港から市街地へのタクシー 中南米最安はペルー

タクシーコロンビアのLa Repúblicaが実施した調査によると、主要空港と市街地間をタクシーで移動する場合、中南米で最も安いのはペルーという結果が出た。

空港からの平均的なタクシー料金は、リマの場合およそUS$7~US$23。一方、ブエノス・アイレス(アルゼンチン)、モンテビデオ(ウルグアイ)、サンティアゴ(チリ)ではUS$40~US$50と高額で、これはニューヨークやパリ、マドリード(US$41~US$68)と大差ない料金だ。

市街地までのタクシー料金が中南米で最も高いのはモンテビデオのカラスコ国際空港で、US$50~US$50。ブエノス・アイレスのピスタリニ大臣国際空港(エセイサ国際空港)はUS$40~US$50、サンティアゴのコモドーロ・アルトゥーロ・メリーノ・ベニテス国際空港はUS$30~US$40。

リマではタクシー料金を交渉で決めるため、乗客により支払額に幅がある。また、ブラジルでは都市別に料金体系が異なり、リオデジャネイロとサンパウロが最も高い。

スペインの日刊紙abc.esによると、空港からのタクシー料金が世界で最も高いのは日本で、成田国際空港から首都東京間66kmの平均乗車料金はUS$270。

ヨーロッパの都市で最も高いのはロンドンで、US$98。ベルリンではUS$55~US$65。一方、ニューヨークではUS$52に15%のチップが追加される。

コロンビアのボゴタやメキシコシティでは渋滞が乗車料金に直接影響するので、注意が必要だ。いずれも空港と市街地間の距離は15kmほどしかないが、公称料金は距離を基準に提示され渋滞分の加算が考慮されていないため、この2都市については(データが実際より)低めとなっている。

(ソース: GESTIÓN)