コリカンチャの不思議

8月28日(水) 阪急交通社・海外現地生情報に「太陽の神殿コリカンチャ 石組みの魅力」が掲載されました。

クスコ観光の定番、コリカンチャ。写真を何度見返しても、その完璧な仕上がりにはいつも溜息がでます。不思議だなぁと思うのは、インカ皇帝パチャクテクが指導して造らせたオリジナルの石組みと、スペイン支配以降に造られた部分の歴然たる違い。スペイン人たちはインカの知識層を多く殺したため、インカの英知は失われてしまいました。しかし労働階級であった石工たちは生き残り、同じように作業を続けていたと思うのです。指導者が変わっただけでここまで技術レベルが変わるのか、石に対する愛情が失われるのか…。もちろん一般的にみれば、サント・ドミンゴ教会も十分見事なんですけどね。

石工たちはスペイン人に対し表面的にしか服従していなかったため、神聖なインカの石工技術を使う必要などないと考えたのか、皇帝やインカの支配層が現代社会では想像もつかない何か特殊な能力を持っていて、それがなければそもそもこうした建造物を造ること自体無理だったのか。

…後者だったら面白いのになって思います。

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