Los Sarcófagos de Karajía/カラヒアの石棺

チャチャポヤス1日目、午後。昼食後、念願の『Los Sarcófagos de Karajía/カラヒアの石棺』を見に行った。今回の旅でも特に押さえておきたかった場所に、こうもさくっと来てしまっていいものか。最終日まで取っておきたかった気もするが、「善は急げ」「美味しいものは熱いうちに」がモットーの私。喜び勇んで参りました。

ただ午前中の山登りでぐだぐだに疲れていたので、石棺見学は行きも帰りも馬に乗ってしまった。はは、すっかり怠け者である。

カラヒアの石棺の画像は巷に溢れているが、「ボクのとっておきを教えてあげるよ」とロナルが示したその小さな石棺は、今のところネット上に流れていない超レアアイテム。

チャチャポヤス文化の石棺は、複数並んで設置されるのが一般的なようだが、小さなくぼみに鎮座するそれは、孤高の一基だ。生前はさぞや高貴な人物だったのだろう。これだけでもガイドを雇った価値あり!ロナルにはこの後もずっとお世話になることにした。

ところで、大満足な初日ならがらも、気になる点が2つあった。1つは私たちが頼んだツアーは昼食もチケットもすべて込みという情報を、ロナルが知らなかったこと。慌ててオフィスに確認していた姿を見て、すごく嫌な予感がした。

また8月にクエラップ遺跡に行った時は、代理店Aでプライベートツアーを頼んだのだが、その時は遺跡に常駐する現地ガイドにお世話になった。その経験から「乗用車でもメンバー4人まで大丈夫」と思っていたのだが、今回はチャチャポヤスを出発する時点から、ロナルが同行してくれた。

助手席にロナル、後部座席に私とだんな、友達の3人が座る形だ。でも後からもう一人増えるんですけど?彼はどこに座ればいいの?ロナルにその点を質問すると、これまた困った顔になった。でもって、「大丈夫。なんとかなるよ」とペルー人らしいいい加減さで誤魔化そうとする。

ポンコツセダンの運転手が「いや、でも●●には検問もあるし・・・」と不満げに言うと、「じゃあそのポイントだけ、ボクが下りて山を越えるよ。」だと。サルじゃあるまいし、そんなに簡単に車に追い付けるんかい?

運転手はこの話を聞いてひゃひゃと笑っていたが、いやいや、だからって運転手とガイドを含め大人6人が乗るってのはちょっと無理でしょう。仕方がない、 もう少し大きな車を用意してもらおう。プライベートツアーなんだから、それくらいしてくれてもいいでしょ。・・・なーんて、甘い私。この後、旅行代理店Bのあまりのマヌケさに、呆れかえることになるのでした。

“Los Sarcófagos de Karajía/カラヒアの石棺” への2件の返信

  1. や~あの山道(道と言いますか…その、ガケっぷち 汗)歩いてさらに歩くったら単なるドMでしょ!
    それに馬だって揺れるし。そう楽してるとは思えない…よ?
    遺跡はさすがペルーの本領発揮!でこれまた詳しく知りたいところではあるけど。
    なんか早くも行く手にキナ臭いにほひがたちこめてきましたね(汗)
    も、もしかしてその代理店は「吼え」レベルのマヌケっぷり?

  2. うん、馬も揺れます。でも私、結構乗馬には慣れてるんだ♪(←行く先々で馬に乗るタイプ)。その代理店、「吼え」レベルと言うより「呆れ」レベルというかねぇ・・・不思議ちゃんだったわよ。その驚き?の会話を次にご紹介!!

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