リマ国際空港 出発・到着時のタクシーに注意

ホルヘ・チャベス空港で流しのタクシーに乗り、人気のない場所に連れて行かれ金品を奪われた上に放り出されたという事例はよく耳にします。

在秘日本大使館の安全情報にも「ホルヘ・チャベス空港近くのホテル前でタクシーを降りたところ,数人組の男性に拳銃を突きつけられ,貴重品を強奪された」という今回同様の事例が紹介されていました。

また、街角で拾ったタクシーの運転手が強盗に早変わりするケースもニュース番組で頻繁に取り上げられています。

今年3月には、世界遺産のあるリマ・セントロ地区から空港へ向かうため流しのタクシーを拾ったオーストラリア人観光客夫婦が強盗被害に遭遇しています。

このタクシーは空港付近で突然進路を変え、仲間と合流し荷物や金品を強奪、さらに二人を別の場所に連れて行き、もう取るものが無いと知ると性行為を強要、抵抗した夫人を拳銃で撃っています。

これらの事例はいずれも空港がらみで起きています。出発・到着時はすべての荷物を持って移動せざるを得ないので、強盗に狙われやすのかもしれません。

空港送迎がなく自力で移動しなければならない旅行者は、空港公認タクシーや宿泊先契約の無線タクシーを利用し、犯罪遭遇確率を減らすことが肝要です。