タビの3日目。ポスソからオクサパンパ、そしてリマへ

★7月1日(日)★

●7:30
今日は旅の最終日。

ポスソからオクサパンパへ、そして夜行バスでリマに戻る。なんかもうこの時点で結構疲れていた私。まだ3日目だというのに!さようなら、美しいポスソ。あなたの魅力をもっと知るため、次回は個人旅行で来ます。

●7:45
さて、出発の時間となったがやっぱりメンバーが揃わない。集合時間を8時半だと勘違いしていたとかで・・・ なんでやねん。他のバスが先に出発していくなか、いつものごとく取り残される3番バス。

「私はディスコテカで踊って1時に寝たけど、ちゃんと5時に起きたのにっ!」「彼女たちはディスコテカに来てなかったのに、どうして起きてこないのよっ!」ダブルメガネの声が、ポスソの山にこだまする。頼むから黙って下さい。爽やかな朝が台無しです。

3番バスの運転手が、疲れきった顔でしゃがみこんでいた。バスの運転手たちは「6時に出発」と聞かされていたんだそうだ。かわいそーに、かわいそーに。やっぱり一番の貧乏くじを引いたのは、この運転手だった。しかし、集合時間という単純な情報共有さえできないのは何故だろう?理解に苦しみますな、まったく。

●10:00
途中でトイレ休憩。さくさくっとトイレを終えてみなバスに集合し、無事出発。ほっとしたのもつかの間、バスの車内が何やら臭い。どうやら一人のオバちゃんが、新鮮な犬の糞をふんづけたままバスに乗ったようだ。

「ちょっとあんた、靴の裏、見てよ。ひゃひゃひゃ!」「あら、嫌だ。ふんじゃったんだわ。あとできれいにしなきゃねぇ」いやいや、そんな冷静な会話をしてる場合じゃないでしょっ!臭いんだから、今すぐなんとかしてよ!かわいそうな運転手。彼はもう後部座席を振り返ることすらしなかった。

●11:30
Oxapampa(オクサパンパ)に到着。ここもドイツ移民の多い街。酪農が盛んで、チーズが有名。あとハムとかソーセージも。

●11:45
地元のガイドさんが登場。また80人を2つのグループに分けて市内見学。一番前にいるのは、もちろん我らがダブルメガネ。「ちょっとみんな、ガイドの説明を聞きなさいよぉ!」とガイドのアシスタントをかって出てた。

オクサパンパの歴史やらモニュメントの説明のあと、お土産にチーズ屋さんへ。ここのソフトクリームはさっぱりして美味しかった♪さっきウ●チを踏んだオバちゃんは、店でも開くのか?というくらいチーズを買っていた。そして、あとで「まあ、カバンに入らないわ。どうしましょう」と困っていた。なんでこう見ていて飽きないのだろうか。

●12:40
オクサパンパ郊外のレストランへと移動する。しかし、またまた誰かが行方不明になる3番バス。今度はチーズ好きな糞オバちゃんのだんなが、上着を買いに行ってしまったのだ。

往路のバスの車内があまりに寒かったからという理由らしいが、冬のリマから来ているに、なんで上着なしで来たのかが分からない。しかも、こんなに暑いジャングルの街で上着購入ですか?なんでそんな不思議なことを思いつくんですか?えーん、えーん、本当によくわかんないよー!!

●13:10
レストランに到着。ダブルメガネは一瞬にしてキッチンに一番近いテーブルに着席した。他のメンバーは彼女を避けるように、少し離れたテーブルへ。穏やかで和気あいあいとしたランチタイム。いやー、これが本来あるべき姿でしょう。

●14:15
レストランの庭を散策。レモンやグラナディージャ、アチョーテの木がたくさんあった。アチョーテの赤い種は食品の着色に使用される。もちろんペルー料理にも使われる。私が「アチョーテがあるよ~」と言ったら、みんな我先にとその実を採取し始めた。私も少し盗って貰ってきた。さて、これで何を作ろうかな~♪あ、その前に。お店の人、ごめんなさ~い!

・・・つづく。