Ferreñafe その1 patoとcabrito a la norteña

プレインカの時代、さまざまな黄金文化が花開いたペルー北部海岸地域。その秘密は、「豊富な水」と「大規模農業政策に必要な広大な平野が広がっている」ことでした。

ペルーはコスタ(海岸部)、シエラ(山岳部)、セルバ(熱帯雨林)と大きく3つの地域に分かれます。日本では「ペルーはアンデスの国」というイメージが先行しがちですが、ペルー国土の大半(60%)はセルバが占めており、シエラは28%、首都リマを含むコスタはたったの12%しかありません。

地図で見ると分かりますが、ペルー海岸部の横幅はとても狭く、首都リマからでも車で東方面へ小一時間も走れば、すぐアンデスの麓に辿り着けるほどなのです。

優れた文化が興るには、その人口を支えるだけの土地(耕地)がなければなりません。Trujillo(トルヒーヨ)北部からChiclayo(チクラヨ)、Piura(ピウラ)にかけて広がる広大な平野部を見ると、この地域でモチェやシカン、チムーといった高度な文化が生まれた理由も分かるような気がします。

★★★★★★★★★★

と、少し真面目に始めてみました、今回のChiclayo&Ferreñafe旅行!目的は、「ノルテのご飯三昧」と「若き考古学者、松本剛君に会う」こと。(剛君のウェブサイトはこちらブログはこちらから。)

リマから夜行バスで13時間、チクラヨに到着したのは朝8時半ごろ。ほとんど眠れなかったことが、夜の体調不良の原因の1つに(涙)

そこから18km離れたフェレニャフェまでタクシーで移動。そこで松本剛君と初顔合わせ。シカン遺跡の学術調査で多忙な中、本当にお世話になりました!

さて宿に荷物を置き、早速みんなでフェレニャフェの市場へ。剛君とスーパーアシスタントFちゃんは一週間分の食料の買い出しに、私とMちゃんは、その辺をうろうろしてフェレニャフェ名物を物色。

実は今回、「ノルテの美味しい鴨を買って帰りたい!」と思って、保冷バッグ&保冷剤を持っていった私。ネットで鴨料理レシピから鴨の捌き方まで調べたのだ。ほほ。

Ferreñafe1.JPGお尻から失礼します(笑)

鴨、予想以上にでかかった!頭と足がついたままだから仕方がないけど、これじゃ持参した保冷バッグに入らない。キャンプ用の保冷BOXじゃないと、長時間の運搬は無理っぽい。

「宿舎の冷凍庫に入れておけば?」と剛君からのありがたい言葉もあったけど、今後のスケジュールから考えてその受取はちょっと難しいと判断。うーん、残念。

鴨すきと鴨南蛮の夢を諦め、市場をうろうろする。フェレニャフェの人は人懐っこい。カメラを持っていると、「おっ!こっちを撮ってくれよ!」「俺も、俺も~」と気軽に声をかけてくる。

「危ないから、カバンには気を付けてね」「カメラは注意だよ」と心配もしてくれる。アンデスではカメラを向けると嫌がる人が多いのに、海岸部の人たちは開放的。フェレニャフェ、なんだかとってもいい町だ。

剛君の宿舎にお邪魔して、新鮮なカツオのお刺身を摘まみにビールで乾杯♪ 男の手料理ってかっこいい~!ご馳走様でした♪

前菜を食べ終え、お待ちかねの「Seco de Cabrito」を食べにオススメの食堂へ。

Ferreñafe2.JPGじゃ~ん!Seco de Cabrito a la norteña! お豆が添えられているから、Frijoles con Cabrito a la norteñaかな。「2歳くらいの子ヤギだよ」とお店の人が教えてくれたその肉は、柔らかくて臭みがなくてとっても美味しい!

ノルテ風のカブリートは、クラントロ(コリアンダー)だけじゃなく、地元名産のカボチャ、Zapallo Locheを使うのが大きな特徴。ちなみにトルヒーヨ風のカブリートにはロチェは入らず、その分クラントロの香りが強くなります。

どちらも美味しいけど、私的にはノルテのほうが食べやすいかな。cabritoと言われなければ、malaya(マラヤ/牛のバラ肉)の煮込みと思うかも。それくらい癖のないお肉でした。

Ferreñafe4.JPGその他のメニューは、豚肉の煮込みやカウカウ(ハチノスとジャガイモのミント煮)など。どちらも美味しかった!大勢で行くと色々味見できるので嬉しい(笑)

Ferreñafe3.JPGフェレニャフェ在住のJICA青年海外協力隊員S君も合流し、またまたビールで乾杯♪ 着々と体調を崩す原因を蓄積中の私。でもね~、楽しいとつい自重するのを忘れるのよ。それに赤道に近いフェレニャフェは、リマと違って冬でも太陽がさんさん!ビール飲まずにいられますかってんだっ

・・・さて。お腹もいっぱいになったところで、次の目的、オーガニックコットンのお店へ参ります!

この記事は1年以上前(2011年8月28日)に投稿されたものです。
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「Ferreñafe その1 patoとcabrito a la norteña」への14件のフィードバック

  1. 素晴らしい旅の始まりの予感ですね。
    続き楽しみにしています。
    鴨って一度も調理したことないけど、
    残念でしたね。でもまた次回って言えそうな
    距離だから、あきらめもつきますね。
    持って帰って来たら、ご相伴に預かりたいです。

  2. はい、とっても楽しかったです。鴨、大きかったですね~、Wongで売ってる真空パックっぽいのはとても小さいのに。やはり産地だからでしょうか?ほんと、真面目に鴨レシピを調べてたんですけどねぇ・・・ 次回ぜひリベンジしたいです(笑)

  3. さすがにペルーの道路をバス移動13時間はきつそうですね。
    お料理はどれも美味しそう!!!特にカウカウのお味が気になります。

  4. QUE RICO!!!!!!!!私の好きな食べ物ばかり(ペルー料理、考えてみたら嫌いなものあまりないかも・・・)。いいなあ熱い地方。御土産話、楽しみにしております。

  5. Feijoles con Cabrito a la norteñaすごくおいしそ~。
    しかも子ヤギのお肉なのに臭くないんですか??
    食べてみたい。
    けっこうお豆の料理が多いですね。
    ブラジルっぽい感じがします~。(でもペルー料理の方が断然美味しいですが…)
    鴨は残念でした~。
    写真で見るとそうでもなさそうですが、やっぱり大きいんですね。
    鶏とは訳が違うか…。
    続き楽しみです~。

  6. ガタイの割に大足やね、鴨さん。
    この立派な足と首をちょんっ!としてついでに4等分ぐらいにしたら、持って帰れたんじゃないかな…ってのは浅はかかしらん?
    料理どれもおいしそー!
    しかし付け合わせがすごい量やね(汗)
    さてこれから徐々にお見舞いされていく訳ね(苦笑)
    続きが楽しみやわぁ

  7. 海岸沿いの移動うだから、道は比較的いいんですけどね~。これがアンデスへの旅行だったらもっとつかれちゃいます。夜の山道は事故も多いし。カウカウは好みが分かれるところですね~。ペルー料理ってクラントロの香りが強い料理が多いのですが、ほのかにミントの香りがするカウカウは、その点でちょっと珍しい料理です。

  8. ペルー料理って最近流行りの煌びやかな?料理ももちろん美味しいけど、定番も絶対はずせませんよね~。フェレニャフェは太陽がさんさんとして、とっても気持ちよかったよ!でもシミもいっぱ~いできちゃったわ(涙)

  9. こんにちは~。本当に何の臭みもなかったですよ♪そしてお豆が多いのには、私もびっくり。ノルテはお米の産地なんですけど、お豆も産地なのかしら?鴨は残念だけど、また次回のリベンジってことで、楽しみは先延ばしにしておきます(苦笑)

  10. そうなんよね、切ったらどうかしら・・・って思ったけど、いずれにせよ午前中に買って冷蔵庫なしで夜行バスで持って帰るには、私が持参した保冷グッズでは無理かなと。出発まで冷蔵庫に入れておけばいいんだろうけど、その受取のタイミングも難しかったのよね。うーん、今後の課題だわ。付け合わせ、ご飯と豆!(笑) むっちゃお腹膨らみます。そしてペルー人腹一直線(涙)

  11. 慶子さん、今度リマに行く時、お土産にパト持っていくからね。ガチガチに冷凍させたのを解凍しながら南下します(笑)。受け取ったその日に調理しておくんなんし。

  12. まじ?!むっちゃ楽しみにしています!って、それよりいつ来るんだよ~!

  13. この回読んでなかった。
    鴨 調理したやつ 見たいです・・・
    だって現物見たら・・・
    某大先生が運んでこられた際には
    私もお相伴に預かりに行ってもいいですか?

  14. もちろん!その時は盛大にカモ鍋しましょう!・・・って某大先生が持ってきてくれたらね。先生、捌いて持ってきてくれてもいいんだけどね~(笑)

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