FM802と子供のキャラメル売り

1月23日(日) FM802 Superfine Sunday にラジオ出演しました!

あはは、事後報告ですみません。マチュピチュ100周年記念についてお話させて頂きました。関西エリアの皆さまも、これで今年はペルーに来たくなること間違いなし!←いや、うそうそ。

DJの山添まりさん、スタッフの皆さま、どうもありがとうございました!またぜひその素適なお声を拝聴させて下さいね~

★★★★★★★★★

ペルーは長い長い夏休み期間に入りました。うちのアパートには小さい女の子は一人しかいないのに、毎日のように子供の声があちこちから聞こえてきます。親戚や孫が遊びに来るんでしょうね。向かいの公園では、夕方遅くまで少年たちがサッカーやスケートボードで遊んでるし、子供の有り余るエネルギーが飛び交ってる感じです。

そんな中でふと気付いたのは、最近子供の物売りがすごく増えたってこと。

バスには色んな物売りが乗ってきます。ジュースやアイスクリーム、お菓子が定番だけど、怪しい小物やボールペン、CD付きの教材売りなんかもいます。

そんな中で、子供のキャラメル売りをよく見かけるんですよ。しかも見るからに不慣れで、声をしっかり出せない子によくあたります。「美味しいキャラメル、1個10センティモ~」とか言えないから、何しに乗ってきたのかよくわかんない。とりあえずバスに乗り込んだものの、飴入りの袋を手にしたまま居心地悪そうにじっとしてるんです。

コブラドール(車掌)もさすがに見かねるのでしょう。「Habla, pues!(ほらっ しゃべれよっ!)」って声を掛けるけど恥ずかしのか何も言えず、もぞもぞしながら降りて行っちゃう・・・そして売り上げなし。

子供の夏休みのアルバイト・・・にしてはちょっと辛い話ですな。

冷えた水やアイスクリームはたまに買うけど、キャラメルや飴玉は買いたくないないんですよね。暑さで溶けてそうだし。でもこういうもぞもぞ君を見たら、思わず買ってあげたくなります。

「子供がキャラメル売りをするなんて、可愛そう」などというつもりはありません。だってこれがペルーだもん。

でも願わくば、夏休みのバイトだけで終わって欲しい。あの少年がズカズカとバスに乗り込んで堂々とキャラメルを売るようになっちゃったら、もう学校には戻らないような気がする。

“FM802と子供のキャラメル売り” への4件の返信

  1. FM802、事前予告していただいてたら、拝聴できたのに残念です。
    子どもの物売りの話を聞くと、わが子はもちろん、日本の子どもたちがいかに豊かで甘えているかを感じます。
    もっとみんなが世界のことを知らないといけませんね。

  2. 23日て…………昨日やんか〜!!
    802☆今でも「Funky802」て言うんかな?
    あ、そういう話やなかった。聴きたかったよ〜
    今度からぜひ予告してちょ!
    子供の物売りがいないのって、世界じゅうでも限られた国だけだろうね。ヨーロッパはどこ行ってもジプシーおるし。アジアは…学校があるはずの時間でも物売り・物乞い・子守…と。
    児童の不当就労は、親ぐるみそして組織的なものだから、なかなか根絶やしにはできないのかもしれない。けど諦めてはいけない問題のひとつだと思います。
    そういう就労とは別にね、バリ島行くと子供たちが当たり前のように家の仕事を手伝ってるのをよく目にして(これは日本も見習わんと〜)と。ホント日本の子供はお手伝い、とんとしないようになったと思えるんですが…さて?

  3. あは、すみません。事前にと思っていたら過ぎちゃって・・・(汗) また次回よろしくお願いします!
    子供の物売り、気のせいだといいんですけどね。でもやっぱり最近こういう子にあたることが多くて。甘えていることが悪いとは思いません。でも自分たちは幸せなんだって、気付いて欲しいですね。

  4. いやいや、ほんとすみません。宣伝する気満々だったのに、気がついたら過ぎてて・・・(汗) 次回をぜひお楽しみに!(って、まだ何も決まってませんが)
    自発的ならいいけど、親に強制されての労働がほとんどだろうから、やっぱりかわいそう。だけどこれも現実、仕方なし。ペルーの公立学校には夜間クラスがあるところもあるから、貧しい子供の多くは昼間は働いて夜間に通う子も多いのです。しかし教育は全てにおいて大切。とにかく学校は続けて欲しいなって思います。

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