トルヒーヨ旅行 太陽のワカ・月のワカ

P1050530.jpg今日はツアー2本立て。最初は「Tour Huaca del Sol y la Luna s/.10」。太陽のワカ・月のワカを訪れるツアーです。トルヒーヨの町を南下し、わき道へ入る。周りはアドベや竹で作られた家も多いのに、道だけはしっかり舗装されてて、比較的走りやすい。トルヒーヨのこの遺跡にかける意気込みを見た気がする。

P1050600.jpgCerro Blance (セロ・ブランコ/白い小山) の麓に月のワカがある。早速モチェ時代のワカ(神殿)を見学。チケットを買い、月のワカへと向かう。たいした距離じゃないけど、乾燥してるし喉が渇く!

P1050531.jpgワカ入り口付近。95年の発掘調査の時、大きく崩れてたくさんの犠牲者が出た場所だって。考古学も命がけだ。

P1050536.jpg随分と崩れたところが多く、残ってるレリーフ1つ1つを見てるだけじゃ全体像が把握できないけど、あちこちに復元想像図が書いてあってイメージの助けになる。これはRecinto Esquinero(祈祷コーナー、ってとこかな)。パティオの一角に設けられた小部屋には傾斜した屋根があり、外壁には海の生物をモチーフにした彩色レリーフが配されていた (画像右上)。

P1050535.jpg壁のレリーフが今も色鮮やかに残ってる(上部復元想像図左下デザイン図の実物) 。

P1050537.jpgモチェの創造神Ai Apaec (アイアパエック / アイアペック)。剥き出した目、牙、波打つ髪。まさに異形の神。

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P1050445-thumb-200x300-703こんなのに何段にもわたって見下ろされる神殿ってさぞや怖かっただろうな~発掘中の縦坑。すべての壁面にアイアパエックが描かれている。

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P1050541-thumb-200x112-1355雨乞いの儀式で生贄を捧げたと言われる、モチェの世界観を表した絵。虹のような天と天から降るもの(雨?)、そして首に縄をつけた生贄がいる。

P1050543.jpgアドベの建築物のお約束。製作した村ごと、グループごとのマーク。でもこんな複雑なの描く暇あったら、もっとアドベ作ったほうがいいのでは?

P1050553.jpg月の神殿の外に出てみた。ここから500mほど離れたところに、太陽のワカが見える。基底部223m×138m、高さ23m、1億3000万個のアドベを使って作られた太陽のワカ。長い間雨と風に晒され、今はもうただの崩れかかった小山となってる。太陽と月、両ワカの間からも色んな遺構が発見されつつあるとか。 やっと50%くらい発掘できたんだって。いやはや、全容解明まで後どれくらいかかるのかしらん。

P1050560.jpg月の神殿もまだまだ発掘・修復中。月の神殿想像図

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P1050573.jpgEl Altar Mayor (主祭壇)

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ここでは高位の神官たちが、生贄の儀式を含めた数々の重要な祭祀を行っていたらしい。面白いのは、時代ごとにどんどん壁画を上描きしてあること。初期・中期・後期で祭壇の壁画や造作が変わっていったことが分かる。

P1050580.jpg柱があったであろう穴も残ってます。 つまりこの祭壇には屋根があったってことね。階段の側面には、黄色い竜?のような生き物も。

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下からどんどん新しい絵が出てきたら、さぞや修復作業も大変だろう(汗)

P1050584.jpgさて、外にでてみる。まだまだ壁画があちこちに残ってて、一つ一つ見てると時間が足りな~い!

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P1050593.jpgこちら側にも3段に描かれた壁画。

P1050594.jpg尻尾の生えた竜みたいな生き物が相手方の兵士?もしくは生贄の首を持ってる図。

P1050596.jpgでも1段目の絵は、手に魚を持った人。この時代、魚も生首も平気で同じまな板に乗せてそうで・・・ イヤ(涙)

P1050599.jpgこの遺跡が完全修復されたら、どれほど素晴らしいだろう。千数百年前にここで行われていたであろう光景を想像しながら、トルヒーヨ市内に戻りました。

この記事は1年以上前(2007年4月7日)に投稿されたものです。
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